今週のジャンプの呪術廻戦(135話)で初めて裏梅の戦闘が描かれたが、予想の2倍くらい強かった。
一級術師の日下部含め、京都校勢が全く相手になってなかったので、特級の中でも最上位に入る強さだなこりゃ(一級術師は一級呪霊を無理なく祓えるレベルなので、下位の特級呪霊となら渡り合えるレベル)。
そういえば宿儺と裏梅の再会シーンを思い返してみると、宿儺は裏梅を見てすぐに「裏梅か?」と問いかけていた。宿儺が瞬時に思い出せるくらいなのだから、当然実力も相当なもので当たり前だ。
ただ宿儺は虎杖の中に引っ込んでしまったので、裏梅と宿儺の関係性が分かるのはもう少し先になりそうだ。宿儺の術式が料理で、裏梅の能力が凍結…裏梅は冷凍庫ってことか。
脹相は存在しない記憶のせいでお兄ちゃんムーブをかまし続け、ギャグ要員のようになってしまった。
宿儺が渋谷の一般人を虐殺してしまったから、虎杖はもう高専にはいられないだろうし、脹相と逃亡する展開もあるのかな?と思っていたが、一連のギャグムーブを見てるとそれは無いと思えてきた。
まあ脹相も五条との戦闘で普通に一般人殺してたし、仲間になるような展開は無いか。
そして特級術師の九十九登場。今まで偽夏油の正体として囁かれていた彼女だが、これで疑惑が完全に晴れた。
個人的にはピンチの場面での乙骨登場に期待していたが、これはこれで盛り上がる展開。
引用元:週刊少年ジャンプ(2021年7号)/芥見下々「呪術廻戦」135話(集英社)
背景のハートマークがいかにも東堂の師匠っぽい。
そしてここで「どんな女が好みだい?」というセリフが出てくるのだな。9巻の過去編で夏油と九十九の出会いが描かれているが、そういえばその時彼女は夏油に女のタイプを聞き忘れていた。
引用元:芥見下々「呪術廻戦」9巻(集英社)
9巻執筆時点で、虎杖と偽夏油が対峙するシーンで九十九が助けに入る、ということが決まっていたのだろう。
何気ないシーンだと思って読んでいたが、ここが伏線になるとは思わなかった(伏線と言えるレベルかと言われると微妙だが)。
こういう何気なさそうなシーンも改めて読み返すと実は伏線になっているのだな。相変わらず漫画が上手い作者だ。