前回に引き続き呪術廻戦の伏線っぽい所をまとめてみた。前回同様、ネタバレ注意である。個人的に重要だと思っている所はこんな感じで赤マーカーを引いている(それ以外の所は小ネタ程度に考えてくれればと思う)。
↓前回↓
※記事の内容については、物語が進み伏線の内容が明らかになるに連れ、追記していこうと思う。
目次
呪術廻戦のあらすじ
常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、両親の顔を知らず、祖父に育てられた。祖父が逝去した夜、虎杖の学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、人を襲う化物・呪霊が現れてしまう。虎杖は「呪物」回収のために現れた呪術師の伏黒恵と共に、取り残された先輩を救うため校舎へ乗り込む。しかし、そこで窮地に追い込まれてしまい、虎杖は力を得るため自ら呪物「宿儺の指」を食べ、特級呪物・両面宿儺が復活する。
その後虎杖は「宿儺の器」として呪術師に捕らえられ、死刑を宣告される。しかし、特級呪術師の五条悟の提案により、「すべての宿儺の指を食してから死ぬ」という猶予が与えられる。
かくして虎杖は都立呪術高専に入学し、呪術師としての人生をスタートさせる。
引用元:Wikipedia「呪術廻戦」
12巻の伏線っぽい所
・第98話「渋谷事変⑯」~第106話「渋谷事変㉔」
【重面春太】
引用元:芥見下々「呪術廻戦」12巻(集英社)
強者感を出していたがナナミンにボコボコにされる彼。彼は奇跡をストックする術式を持っており、ストック量が目の下の黒い模様で把握できる(本人はそれを知らない)。
野薔薇と出会ったタイミングでは、目の下の6個の模様全てが黒く、奇跡をフルにストックしているのが分かるが、ナナミンにボコされていく度に1つずつ白くなっており、奇跡を消費してしまっている。
引用元:芥見下々「呪術廻戦」12巻(集英社)
ナナミンとの戦闘で奇跡を使い切った彼は、最終的に宿儺にあっさりと殺されることになる。
「やるじゃないか。最近の術師にしては」
引用元:芥見下々「呪術廻戦」12巻(集英社)
偽夏油のこの口ぶりから察するに、長きを生きている術師なのだろう。作中で不死の術式を明確に持っていると語られるのは天元のみだ。偽夏油の正体は誰なのか。筆者は加茂憲倫と考えているがはたして。
(1つ注意だが、この言葉は一度最近の術師と戦った者からも出うるものだ。「(以前、最近の術師と戦ったけど弱かったな。でもお前は)やるじゃないか。最近の術師にしては」ということだ。なので、別に長きを生きている術師でなくともこの発言はしうる)
「脹相の脳内に溢れ出した存在しない記憶」
引用元:芥見下々「呪術廻戦」12巻(集英社)
「存在しない記憶」についての描写が出てくるのは、京都校交流戦のときに続いて2回目。前回は東堂って頭おかしい奴だったんだなと思わせるエピソード程度にしか考えていなかったが、それはミスリードだったことがここでようやく分かる。
混乱する脹相の様子に対して、宿儺は「・・・?」とよく分かっていない様子。どうやら宿儺の術式では無いようだ。
宿儺の術式で無いのであれば、虎杖にかけられた呪いか虎杖自身の術式である可能性が高い。ただそうなると、ではなぜ五条の六眼で見抜かれなかったのか?という話になり、ややこしくなってしまうのだが…(六眼が見抜けるのは使用中の術式の詳細、という可能性もあるが)。
ほかどうでも良いけど気になった所
【脹相】
脹相が赤血操術を使えることに関して何も説明がないのだが、呪胎九相図には加茂憲倫が絡んでいるから、彼がなんやかんやして使えるのだろう(本筋の伏線に絡んでこなさそうだから適当)。
【冥冥】
簡易領域の使える憂憂を連れているということは、冥冥は領域展開は使えないのだろう。作中での強者っぷりが目立つナナミンでも領域展開はできない。高専サイドで領域展開のできる術士はどれだけいるのだろう。もしや特級術師にしか使えないのだろうか。
最後に
呪術高専側のキャラたちの戦闘が光る巻。特にナナミンの強者っぷりがカッコいい。
偽夏油の正体は、節々の発言からある程度推定はできるが、まだまだ分からない。はたして誰なのか。
今後も各巻の伏線っぽい所については、まとめ次第ブログ記事として書いていこうと思う。
↓続き