前回に引き続き呪術廻戦の伏線っぽい所をまとめてみた。前回同様、ネタバレ注意である。個人的に重要だと思っている所はこんな感じで赤マーカーを引いている(それ以外の所は小ネタ程度に考えてくれればと思う)。
↓前回↓
※記事の内容については、物語が進み伏線の内容が明らかになるに連れ、追記していこうと思う。
目次
呪術廻戦のあらすじ
常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、両親の顔を知らず、祖父に育てられた。祖父が逝去した夜、虎杖の学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、人を襲う化物・呪霊が現れてしまう。虎杖は「呪物」回収のために現れた呪術師の伏黒恵と共に、取り残された先輩を救うため校舎へ乗り込む。しかし、そこで窮地に追い込まれてしまい、虎杖は力を得るため自ら呪物「宿儺の指」を食べ、特級呪物・両面宿儺が復活する。
その後虎杖は「宿儺の器」として呪術師に捕らえられ、死刑を宣告される。しかし、特級呪術師の五条悟の提案により、「すべての宿儺の指を食してから死ぬ」という猶予が与えられる。
かくして虎杖は都立呪術高専に入学し、呪術師としての人生をスタートさせる。
引用元:Wikipedia「呪術廻戦」
7巻の伏線っぽい所
・第53話「完遂」
【呪胎九相図】
引用元:芥見下々「呪術廻戦」7巻(集英社)
名前の通り9つあるはずだが、作中に登場するのは1~3番だけ。これから登場するんだろうか?
このような特級呪物は「他に害を為さないという縛りで存在を保障する」と55話で語られる。そのため破壊することができず、高専に保管されていたとのこと。
【天元】
不死の術式を持った呪術師である天元。呪術高専では結界を運用しており、それ以外のことには干渉してこないと夏油が説明している。
【性別不詳のオカッパ坊主】
引用元:芥見下々「呪術廻戦」7巻(集英社)
冥冥に「オカッパ坊主」と呼ばれているこの少女(女性だよな?)。夏油たちと行動を共にしているが誰なんだろうか?そして目的は何なんだろうか。後の物語で彼女の名前は「裏梅」と分かる。そして宿儺と面識があることも分かった。より正体が気になってくるところである。
宿儺は彼女を見た時「裏梅か!」と嫌そうな顔をしていた。ただ攻撃しなかったあたり敵対関係という訳では無さそうだ。宿儺全盛期の追っかけファンみたいなものだろうか。
日本三大怨霊の1人であり、五条悟の先祖でもある菅原道真が梅を好んでいたそうなので、彼に縁のある人物あるとも考えられる。「裏梅」と言う名前から察するに、菅原道真の寵愛を受けていたが、裏切って宿儺側に着いた呪術師とかだろうか?
宿儺と面識のある彼女がなぜ今も生きているのかも謎のままだ。天元のような不死の術式を持っているか、もしくは封印されていたのだろう(封印されていたのならその理由も気になるが…)。
・第54話「呪術甲子園」
ピッチャーメカ丸はマジで笑った。加茂の回想が切ない。
・第55話「起首雷同」~第61話「起首雷同-漆-」
「川や境界を跨ぐ彼岸へ渡る行為は呪術的に大きな意味を持つ」
新田明のアドバイス。今後同じようなシチュエーションが起こることは考えづらいが一応記載。
「君の奥の手のせいかな」
引用元:芥見下々「呪術廻戦」7巻(集英社)
伏黒の奥の手。2巻の宿儺戦では不発となった「布瑠部由良由良」のことを指しているのだろう。このときの呪霊戦でも使おうとするが寸前で留まっている。
【伏黒の父親】
伏黒が小1のときに津美紀の母親と共に蒸発する。そして伏黒は禪院家に売られるが五条先生が帳消しにする。五条先生カッコイイ!
【津美紀が呪われた理由】
伏黒の姉であり、呪われて寝たきりになってしまった津美紀。作中では、出自不明で全国に同じような被呪者がいると語られるが、その正体は何なのだろうか?そして何故呪われたのか。
もう1人の主人公と言っても良い伏黒の重要エピソードなので、物語上重大な呪霊が関わっているはず。
【加茂憲倫】
引用元:芥見下々「呪術廻戦」7巻(集英社)
史上最悪の術士として名を残す彼。呪胎九相図の虜になったとのことだが、何を行い史上最悪の術士と呼ばれるに至ったかは分かっていない。
ほかどうでも良いけど気になった所
【新田明】
55話で出てくる補助監督新田明の弟と思われる新田新という人物が後に出てくる。彼は物語上滅茶苦茶重要な任を負う人物になる。
最後に
京都校の学生たちって性格の悪い奴らばっかだなと思っていたが、交流戦を通して彼らのバッググラウンドが見えると、あながちそういう訳でも無いと分かってくる。虎杖を殺そうとしたのも、宿儺が呪いの王であることを考えれば当たり前か。
野薔薇が終始ヒロインらしからぬ表情をしていたのが良かった。
今後も各巻の伏線っぽい所については、まとめ次第ブログ記事として書いていこうと思う。
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