前回に引き続き呪術廻戦の伏線っぽい所をまとめてみた。前回同様、ネタバレ注意である。個人的に重要だと思っている所はこんな感じで赤マーカーを引いている(それ以外の所は小ネタ程度に考えてくれればと思う)。
↓前回↓
※記事の内容については、物語が進み伏線の内容が明らかになるに連れ、追記していこうと思う。
目次
呪術廻戦のあらすじ
常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、両親の顔を知らず、祖父に育てられた。祖父が逝去した夜、虎杖の学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、人を襲う化物・呪霊が現れてしまう。虎杖は「呪物」回収のために現れた呪術師の伏黒恵と共に、取り残された先輩を救うため校舎へ乗り込む。しかし、そこで窮地に追い込まれてしまい、虎杖は力を得るため自ら呪物「宿儺の指」を食べ、特級呪物・両面宿儺が復活する。
その後虎杖は「宿儺の器」として呪術師に捕らえられ、死刑を宣告される。しかし、特級呪術師の五条悟の提案により、「すべての宿儺の指を食してから死ぬ」という猶予が与えられる。
かくして虎杖は都立呪術高専に入学し、呪術師としての人生をスタートさせる。
引用元:Wikipedia「呪術廻戦」
4巻の伏線っぽい所
・第26話「いつかの君へ」
虎杖と吉野が戦う回。短期間で式神を使いこなし、虎杖ともそこそこ良い戦いをしているあたり、本当に才能あったんだな。
吉野の「澱月」の由来が分からなかったので調べてみたが、万葉集の和歌由来では?という考察を見つけた。さすがにそこまでは分からんな…。
・第27話「もしも」
扉絵が印象的な回。
引用元:芥見下々「呪術廻戦」4巻(集英社)
読者曇らせるの得意だなこの作者…。
【縛りを断った宿儺】
引用元:芥見下々「呪術廻戦」4巻(集英社)
無為転変によって改造された吉野を治すよう頼む虎杖だが、宿儺には嘲笑され断られてしまう。
宿儺にとっては、有利な縛りを科せるまたとない機会だが、すぐに断ってしまったのは理由があるのだろうか。虎杖をこのまま行動させることに意味がある?
単に真人の言う通り、反転術式では治せないのかもしれない。もしくは真人の策略に気付いており、それに乗ることを彼の矜持が許さなかったか。
このときの宿儺の様子から見るに、宿儺と和解する展開は今後無いだろう。ナルトと九尾のような関係にいずれなるかもな、と最初は思っていたが。
・第28話「殺してやる」~第31話「また明日」
VS真人のバトルが主で、伏線っぽい描写は特になし。後述の真人の領域展開の話くらい?
・第32話「反省」
「手は打ってある」
引用元:芥見下々「呪術廻戦」4巻(集英社)
呪術高専にある宿儺の指を回収しようとする夏油。既に回収の目処は付いているようだ。33話で話題に上がるが、呪術高専にいる内通者のことを指しているのだろう。
【去年の交流戦】
憂太が人数合わせで参加し圧勝だったとのこと。存在だけ仄めかされ一向に登場しない憂太。早く出てきてくれ。
・第33話「京都姉妹校交流会-団体戦⓪-」~第34話「京都姉妹校交流会-団体戦①-」
【扉絵の憂太】
引用元:芥見下々「呪術廻戦」4巻(集英社)
扉絵に乙骨憂太がいる!
0巻「東京都立呪術高等専門学校」で夏油の仲間だったミゲルもなぜか一緒にいる。背景に写っている木がバオバブなので、おそらくミゲルの故郷のアフリカにいるのだろう。
0巻で五条とミゲルとの戦闘後、彼含めた夏油の部下について五条は「揃いも揃って逃げ果せたよ」と言っていた。五条を10分間足止めしてかつ逃げ切った程の実力者だったミゲルだったが、その後五条のストーキングにあい捕獲、縛りを課せられ呪術高専に協力することに…って感じだろうか。
憂太が何をしているかは明かされていないが、0巻では呪具に呪いをこめて戦う修行をしていたので、呪具についての修行のためアフリカにいるのではないだろうか。ミゲルが使用していた呪具も五条を足止めできるほどの性能を持っていたので、呪具の本場なのだろう。
【内通者】
引用元:芥見下々「呪術廻戦」4巻(集英社)
内通者の調査を歌姫に頼む五条。歌姫は「私が内通者だったらどうすんの?」と返すが「歌姫弱いしそんな度胸もないでしょ」と一蹴される。
ほかどうでも良いけど気になった所
【真人の領域展開】
虎杖・七海との戦闘中に領域展開を会得する真人。このとき真人は天敵である虎杖を除き、七海のみを領域に引きずり込む。が、このときの設定を作者が忘れてしまい、後ほど訂正することになる。
本日発売の週刊少年ジャンプ49号掲載 #呪術廻戦 にて、芥見先生よりお詫びと訂正があります。 pic.twitter.com/4raCqypv7r
— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) November 8, 2020
ジャンプ本誌では「虎杖を除外して領域を展開する技量は俺にはない」となっていたが、単行本で修正されるのだろう。
【歌姫の顔の傷】
京都校引率の庵歌姫。彼女の顔には大きな傷が付いているが、後でやる五条が学生時代の回想では、彼女に傷はない。いつ負ったものだろうか。
最後に
ナナミンが頼れる。ところどころの言動もカッコイイ。真人戦の「悔いはない」とか最高だった。しかし巻の最後を締めるのは東堂という。
今後も各巻の伏線っぽい所については、まとめ次第ブログ記事として書いていこうと思う。