呪術廻戦 漫画

【呪術廻戦】伏線っぽい所まとめ(3巻)

2020年12月17日

前回に引き続き呪術廻戦の伏線っぽい所をまとめてみた。前回同様、ネタバレ注意である。個人的に重要だと思っている所はこんな感じで赤マーカーを引いている(それ以外の所は小ネタ程度に考えてくれればと思う)。

↓前回↓

【呪術廻戦】伏線っぽい所まとめ(2巻)

※記事の内容については、物語が進み伏線の内容が明らかになるに連れ、追記していこうと思う。

 

目次

 

呪術廻戦のあらすじ

常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、両親の顔を知らず、祖父に育てられた。祖父が逝去した夜、虎杖の学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、人を襲う化物・呪霊が現れてしまう。虎杖は「呪物」回収のために現れた呪術師の伏黒恵と共に、取り残された先輩を救うため校舎へ乗り込む。しかし、そこで窮地に追い込まれてしまい、虎杖は力を得るため自ら呪物「宿儺の指」を食べ、特級呪物・両面宿儺が復活する。

その後虎杖は「宿儺の器」として呪術師に捕らえられ、死刑を宣告される。しかし、特級呪術師の五条悟の提案により、「すべての宿儺の指を食してから死ぬ」という猶予が与えられる。

かくして虎杖は都立呪術高専に入学し、呪術師としての人生をスタートさせる。

引用元:Wikipedia「呪術廻戦」

 

3巻の伏線っぽい所

・第17話「退屈」~第18話「底辺」

京都校面子との罵り合いが主で、特に伏線描写っぽい描写は無し。伏黒の式神合体が出てきた(2巻での描写から察するに、新しくできるようになった?)。

 

「京都の夜行に現れた一級呪霊5体、特級呪霊1対を一人で祓ったというあの東堂!」

引用元:芥見下々「呪術廻戦」3巻(集英社)

「東京都立呪術高等専門学校」で出てきた百鬼夜行のときに東堂戦ってたんだな。冥冥とか、0巻の内容に絡んではいないが登場しているキャラはいるので、東堂もいたのでは?と思って見返してみたが、いなかった(はず)。

 

・第19話「幼魚と逆罰」~第24話「幼魚と逆罰-陸-」

「幼魚と逆罰」の意味

幼魚はそのまま「生まれたばかりの魚」で、逆罰は「理不尽なことを神仏に願って、かえって罰を受けること」とのこと。タイトルだけで、後味悪い終わりになりそうな予感が…。

タイトルの意味

幼魚はこの「幼魚と逆罰」編でメインを張る吉野のこと、逆罰は吉野が罰を受けることを示している。

19話で吉野は「呪霊が見える」という呪術の素質を見せ、同級生を殺した真人に対し「僕にも同じことができますか?」と聞いた。

このタイトルと19話の内容、ジャンプで読んだ時は「絶対吉野死ぬな…」と思って読んでいた。

 

「グラサン…目ェ隠してる人多いなあ」

引用元:芥見下々「呪術廻戦」3巻(集英社)

虎杖が抱いたナナミンの第一印象。割とどうでも良いシーンだが、「見られていること」が戦闘の引き金になる呪霊がいるため、呪術師としては一般的な対策なのだ(このシーンでは特に説明はされないが)。

 

「"手の内を曝す"という"縛り"が術式効果を底上げするのです」

引用元:芥見下々「呪術廻戦」3巻(集英社)

縛りによって、バトル漫画でありがちな「自分の脳力をペラペラ喋ってしまうやつ」を真当なものとして扱える。

この能力説明という漫画表現に意味を持たせたのは冨樫先生が最初だろうか?

 

「一度の打撃に二度の衝撃が生まれる」

引用元:芥見下々「呪術廻戦」3巻(集英社)

虎杖は呪術師として未熟なため、呪力のコントロールが驚異的な身体能力に追いついていない。そのため打撃のあとに呪力がぶつかってくる。

実際一度にまとめて殴ったほうが強いのでは?と思うが、五条先生は「狙ってできることじゃない。これは大きな武器になる」と言っている。

ネタバレ

渋谷編の虎杖VS真人でこの設定が使われた。

虎杖の最後の一撃を耐える真人。しかし、その後遅れてやってきた呪力によって更にダメージを負い、戦意を喪失する。

打撃と呪力のインパクトが同じタイミングだったとしても、真人は戦意を喪失していたと思う。そういう意味では漫画の展開を盛り上げるという意味で、大きな武器になったと言うべきか。

 

【特級仮想怨霊】

引用元:芥見下々「呪術廻戦」3巻(集英社)

このWordの初出は0巻の「東京都立呪術高等専門学校」。言葉の意味がここで回収された。

人々が恐れるものは多岐に渡る。今後他の特級仮想怨霊の登場に期待したい。死の特級仮想怨霊とか出てくるんだろうか。

こうしてみるとチェンソーマンに似た設定だな(初出はこっち)。

 

「仲良くするといい。彼らは呪術師なんだ」

真人が吉野に対して言った言葉。呪術高専の生徒に会ったときのアドバイスだが、真人の敵である呪術師と「仲良くするといい」とは…。吉野も同じ疑問を持つが深くは考えなかった。

真人からすると、吉野は改造してきた他の人間同様、ただの駒でしかなかったのだろう。吉野に対するこの発言も、虎杖を利用するための策に過ぎない。

ネタバレ

引用元:芥見下々「呪術廻戦」3巻(集英社)

26話で真人の企みが分かる。

 

【虎杖の両親】

 

引用元:芥見下々「呪術廻戦」3巻(集英社)

とにかく明かされない虎杖の両親。

 

・第25話「固陋蠢愚」

固陋蠢愚とは「他人の意見を聞くことなく、視野が狭いために、柔軟で適性な判断が出来ないこと」という意味だとのこと。

 

「夏油も見ていけばいいのに。きっと楽しいよ。愚かなガキが死ぬ所は」

吉野の高校に帳を降ろした後、真人が夏油に対して言った言葉。

ネタバレ

高校の生徒を殺そうとする発言にもとれるが、わざわざ強調していることからも分かる通り、吉野のことだ。

 

他どうでも良いけど気になった所

「東堂の顔の傷」

いつ付いたんだろうか(東堂の初登場は前巻だけどここで書いてみた)。

 

「付いて来い、真依」「もうっ、勝手な人!」

引用元:芥見下々「呪術廻戦」3巻(集英社)

夫婦みたいなやり取りである。まあこの2人がそのような関係になることが絶対無いと思うが。

 

「三輪、茶を買うてきてくれ」「はい!」

引用元:芥見下々「呪術廻戦」3巻(集英社)

五条に夢中な三輪はお茶を買い忘れる。

 

【映画館で出てきた改造人間】

「おべおべんとぅ~」と喚いている方の髪型が、吉野を虐めていた女子高生(つばさ)に似ている。関係ないか?まあそういう設定にするなら、お弁当ではなく彼女だとわかりやすいセリフにしそうではある。

 

【仲良くなる虎杖と吉野】

引用元:芥見下々「呪術廻戦」3巻(集英社)

ジャンプで読んでいる時は、「幼魚と逆罰」ってサブタイトルの時点で吉野は死ぬの確定だと思っていた。この辺の仲を深めていく描写もその準備にしか見えない。

 

最後に

節々に散りばめられて描写から、悲しい結末になるんだろうということが分かってしまう…。

今後も各巻の伏線っぽい所については、まとめ次第ブログ記事として書いていこうと思う。

↓続き

【呪術廻戦】伏線っぽい所まとめ(4巻)

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